美容室のクレーム対応マニュアル|よくある種類・手順・予防策を解説

この記事でわかること
  • 美容室に多いクレームの種類と特徴
  • クレームが来たときの対応5ステップ
  • 種類別の具体的な対応ポイント
  • 悪質クレーマーへの対処法とスタッフの守り方
  • クレームを繰り返さないための仕組みづくり

「お客様からクレームが来た。どうすればいい?」

美容室の経営において、クレームをゼロにすることはできません。 どれだけ技術を磨いても、どれだけ丁寧に接客しても、クレームが来ることはあります。

大切なのは、クレームが来たときに「動ける体制があるかどうか」です。

その場の謝罪だけで乗り切ろうとするサロンは、同じクレームを何度も繰り返します。 仕組みで対応できるサロンは、クレームをきっかけに信頼を積み上げていきます。

クレーム対応は「個人の謝罪力」に頼るのではなく、サロン全体の仕組みで動くものです。 この記事を読んで、今日から一つ整えてみてください。

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目次

美容室のクレームは大きく4種類ある

美容室に寄せられるクレームは、大きく4つに分けられます。 種類によって対応の内容と優先度が変わるため、まず分類を理解しておくことが大切です。

① 仕上がり・技術へのクレーム

最も多いのが、仕上がりに関するクレームです。

  • 「思ったより短く切られた」
  • 「カラーの色が違う」
  • 「パーマのかかり方が気に入らない」
  • 「前回と同じオーダーをしたのに、仕上がりが違う」

技術へのクレームの多くは、お客様と美容師の「イメージのズレ」から生まれます。

「普通に」「ちょっとだけ」「自然な感じで」といった抽象的なオーダーは、受け取り方が人によって大きく異なります。

技術的なミスの場合と、イメージのズレの場合では、対応の内容が変わります。 この2つを混同しないことが重要です。

② 接客態度へのクレーム

技術と同じくらい多いのが、接客に対するクレームです。

  • 「言葉遣いが馴れ馴れしかった」
  • 「スタッフ同士の私語が気になった」
  • 「自分の悩みを他のお客様に聞こえる声で話された」
  • 「提案を押し付けられた感じがした」
  • 「待ち時間の説明がなかった」

接客クレームは、技術クレームより改善が難しいという特徴があります。 技術はトレーニングで磨けますが、接客態度はスタッフ一人ひとりの意識が関わるからです。

また、接客クレームはサイレントクレーマー(不満を言わずにそのまま来なくなるお客様)を生みやすいという点でも注意が必要です。

③ 料金・予約へのクレーム

「聞いていた金額と違う」「予約が入っていなかった」といったクレームも少なくありません。

料金に関するもの

  • 「カウンセリングで聞いた金額より高かった」
  • 「途中でメニューを追加されたが、事前に説明がなかった」
  • 「ホームページと店頭の料金が違う」

予約に関するもの

  • 「予約したのに待たされた」
  • 「予約内容がスタッフに伝わっていなかった」
  • 「希望の担当者が変わっていた」

料金・予約のクレームは、情報の共有と伝達ミスが原因のことがほとんどです。

スタッフ間の連絡体制や、説明タイミングのルールを整えることで予防できます。

④ 物品の損傷・ケガへのクレーム

件数は少ないものの、対応を誤ると大きなトラブルになりやすいのが物品の損傷やケガに関するクレームです。

物品の損傷

  • 「シャンプー中に服が濡れた」
  • 「ハサミで服が切れた」
  • 「カラー剤が衣服についた」
  • 「預けたカバンが傷ついた」

ケガ

  • 「ハサミで耳を切られた」
  • 「薬剤でかぶれた・アレルギーが出た」
  • 「シャンプー台で首・腰を痛めた」

このケースは保険対応が必要になる可能性があります。 美容所賠償責任補償制度などの保険に加入しているかどうかを確認しておきましょう。 その場での口約束は絶対にNGです。責任者が対応し、保険会社への確認後に対応内容を伝えます。

クレームが来たときの対応5ステップ

クレームが来たときに「どう動くか」を、事前にサロン全体で共有しておくことが重要です。 以下の5ステップが基本の流れです。

STEP1:まず話を最後まで聞く

クレームを受けたとき、最初にやるべきことはお客様の話を遮らずに最後まで聞くことです。

途中で言い訳をしたり、説明を割り込んだりすると、お客様の怒りがさらに大きくなります。

まずは「聞く姿勢」を見せることが、クレーム対応の第一歩です。

話を聞きながら、以下の点を把握します。

  • 何に対して不満を感じているのか
  • いつ、どのような施術を受けたのか
  • お客様はどのような対応を求めているのか

焦らず、うなずきながら丁寧に聞きましょう。

STEP2:別室に案内して責任者が引き継ぐ

店内に他のお客様がいる場合は、別室またはカウンセリングスペースへご案内します。

理由は2つあります。

  1. 他のお客様への配慮(クレームの内容が聞こえると店の雰囲気が悪くなる)
  2. お客様自身が落ち着いて話せる環境をつくる

同時に、担当スタッフから責任者への引き継ぎを行います。

当事者であるスタッフが対応し続けると、感情的になりやすく話が複雑になるケースがあります。 責任者が間に入ることで、冷静かつ適切な対応ができます。

責任者への引き継ぎの際は、以下を簡潔に伝えます。

  • クレームの内容(何に不満を感じているか)
  • 担当スタッフの状況認識
  • お客様の様子(怒りの温度感)

STEP3:誠実に謝罪する(ただし過剰な謝罪はNG)

責任者がお客様に謝罪します。

ここで注意したいのが、「謝りすぎること」と「謝らなすぎること」の両方がリスクになるという点です。

謝りすぎる場合のリスク

  • 「やはりこちらのミスだったんだ」という認識をお客様に与えてしまう
  • 過大な要求(返金・賠償など)につながる可能性がある

謝らなすぎる場合のリスク

  • お客様がさらに怒り、SNSへの投稿やネット上での悪評につながる

適切な謝罪の形は、「ご不快をおかけしたことへの謝罪」です。

たとえばこう伝えます。 「このたびはご不満・ご不快をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。詳しくお話を聞かせていただけますか」

この段階では、ミスを認めるかどうかの判断をする必要はありません。 まずはお客様の気持ちに寄り添う言葉を伝えることが大切です。

STEP4:解決策を提案する

お客様の不満を把握したら、具体的な解決策を提案します。

クレームの種類によって、提案の内容が変わります。

クレームの種類一般的な解決策
仕上がり・技術無料での再施術・修正
接客態度誠意ある謝罪・担当の交代
料金・予約ミス差額の返金・次回割引
物品損傷・ケガ保険確認後に対応(その場での口約束はしない)

解決策を提案する際のポイントが2つあります。

  1. その場で判断できることと、できないことを分ける。返金や賠償が絡む場合は、「確認の上、改めてご連絡いたします」と伝えて保留にします。
  2. お客様が何を求めているかを確認してから提案する。こちらが「これで解決しよう」と一方的に決めず、まずお客様の希望を聞きます。

STEP5:記録に残す

クレーム対応が終わったら、記録を残します。

記録すべき内容

  • クレームの日時
  • お客様の名前・担当スタッフ
  • クレームの内容(何に不満を感じたか)
  • 対応内容(誰が・何をしたか)
  • 最終的な結果(お客様の反応・解決したかどうか)

記録を残すことには、3つの意味があります。

  1. 同じクレームが再発した際に対応の根拠になる
  2. 万が一トラブルが法的問題に発展した場合の証拠になる
  3. スタッフ全員で原因と対策を共有できる

紙でもデジタルでも構いません。サロン全体で見られる形で管理しましょう。

種類別の対応ポイント

仕上がり・技術クレームの対応

技術クレームへの対応で最初に判断すべきことは、「ミスなのか、イメージのズレなのか」です。

ミスの場合(明らかに誤った施術をした場合)

素直に謝罪し、無料での修正を提案します。 修正が難しい施術内容(カラーの色落ち・過度なダメージなど)の場合は、代替案を提示します。

イメージのズレの場合(施術そのものに問題はないが、お客様のイメージと違った場合)

こちらは少し慎重な対応が必要です。 「こちらのミス」とは言い切れない場面でも、まずお客様の不満を受け止めることが先決です。

その上で、「ご希望に近づけるために、こういった修正はいかがでしょうか」と提案します。 修正の範囲・費用については、個別に判断します。

どちらのケースでも、担当スタッフ一人に任せず、責任者が対応に入ります。

接客態度クレームの対応

接客クレームは、お客様が「不快だった」という感情が中心にあります。 技術クレームと違い、修正して見せることができないため、誠意ある謝罪の姿勢そのものが解決策になります。

対応のポイント

  • 担当スタッフ本人が謝罪した後、責任者からも改めて謝罪する
  • 「スタッフに指導します」という言葉を添えると、お客様は「サロンとして受け止めてもらえた」と感じやすい
  • 担当スタッフを変えることを提案するのも有効

接客クレームは、実はスタッフの教育・評価の仕組みが整っていないことが根本原因のケースが多いです。 その場の対応だけでなく、スタッフへのフォローと再発防止策までセットで考えることが大切です。

料金・予約クレームの対応

料金や予約のクレームは、ほとんどが「事前の説明不足」または「情報の伝達ミス」です。

料金クレームへの対応

  • 予約時の金額と異なる場合は、差額の返金か次回割引で対応するのが基本
  • 「メニューによって料金が変わる場合がある」という説明を事前にしていたかどうかで、対応内容が変わる
  • ホームページや予約サイトの料金表記と実際の料金に齟齬がないか、改めて確認する機会にする

予約クレームへの対応

  • 誠実に謝罪した上で、待ち時間が発生する場合はその都度報告する
  • 担当者変更の場合は、できる限り事前連絡を徹底する
  • 予約管理システムの見直しを検討する

物品損傷・ケガクレームの対応

このケースで最も重要なのは、**「その場での口約束をしない」**ことです。

「弁償します」「クリーニング代を払います」と言ってしまうと、後から問題が複雑になることがあります。

物品損傷の場合の手順

  1. まず誠実に謝罪する
  2. 「確認の上、改めてご連絡いたします」と伝える
  3. 保険に加入している場合は保険会社に連絡する
  4. 対応内容が決まったら、速やかにお客様へ連絡する

ケガの場合の手順

  1. 速やかに応急処置をする
  2. ケガの程度によっては、最寄りの病院への同行を提案する(できる限りオーナーが同行する)
  3. 診断書と領収書を保険会社への提出用に保管してもらうよう伝える
  4. 後日、対応内容を丁寧に連絡する

美容所賠償責任補償制度などの賠償保険に加入していない場合は、加入を検討しましょう。

悪質クレーマーへの対応 スタッフを守るために

通常のクレームとは別に、悪質なクレーム(カスタマーハラスメント)が問題になるケースが増えています。

悪質クレームの特徴

  • 些細なミスに対して、過大な金銭要求をしてくる
  • 何度対応しても次々と新しいクレームをつけてくる
  • 大声・威圧・長時間の拘束など、脅迫的な言動がある
  • SNSへの投稿・晒しをほのめかして要求をつり上げてくる

このような場合、通常のクレーム対応の手順は通じません。

悪質クレーマーへの対応原則

1. スタッフ一人で対応させない

クレーマーへの対応は、責任者(オーナー)が行います。 スタッフが一人で対応し続けると、精神的なダメージが蓄積し、離職につながります。 スタッフを守ることが、オーナーの最初の責務です。

2. 要求には応じない

「今回だけ」と特別対応すると、「またやれば要求が通る」という学習につながります。 毅然とした態度で「そのような対応はできません」と伝えます。

3. 記録をとる

対応日時・内容・要求の内容を詳細に記録します。 音声録音も有効です(相手に告知の上で行いましょう)。

4. 出入り禁止を伝える

悪質なクレームが続く場合、お断りすることは正当な対応です。 「今後のご来店はお断りいたします」と毅然と伝えます。

5. 法的手段も視野に入れる

脅迫・恐喝・名誉毀損・業務妨害にあたる行為が続く場合は、弁護士への相談を検討します。 地域によっては市区町村の無料法律相談窓口を利用することもできます。

クレーマー被害はサロンの経営面だけでなく、スタッフのモチベーションや定着率にも直接影響します。 スタッフを守る仕組みを作ることは、サロン経営の土台を守ることでもあります。

クレームを繰り返さないための仕組みづくり

クレームが来た後に「次から気をつけよう」で終わらせてしまうと、同じことを繰り返します。 大切なのは、「仕組み」として対策を落とし込むことです。

クレーム対応マニュアルを作る

クレームが来たとき、スタッフが「どうすればいいか分からない」という状況をなくすために、対応マニュアルを用意します。

マニュアルに盛り込む内容

  • クレームの種類と基本対応フロー
  • 責任者への引き継ぎ方
  • 謝罪の言葉の例文
  • 返金・保険対応のルール
  • 記録シートのフォーマット
  • 悪質クレームと判断する基準・対応方法

完璧なマニュアルを最初から作ろうとしなくて構いません。 実際のクレーム事例をもとに、少しずつ更新していくのが現実的です。

マニュアルがあるだけで、スタッフは「これに従えばいい」という安心感を持てます。 個人の判断力に頼らなくてよくなるため、対応のムラもなくなります。

カウンセリングシートで記録を残す

クレームの多くは「言った・言わない」の認識のズレから生まれます。 これを防ぐ最も効果的な方法が、カウンセリング内容を記録として残すことです。

カウンセリングシートに残すべき内容

  • お客様の希望(できるだけ具体的に)
  • 仕上がりのイメージ(写真があれば貼付)
  • 施術のリスク説明をしたかどうか(色落ち・ダメージなど)
  • お客様が了承したこと

お客様の目の前でメモを取る行為には、もう一つ大切な効果があります。 「丁寧に対応してもらえている」という安心感がお客様に伝わることです。

万が一クレームになったとき、記録があれば「当初の確認内容」を示すことができます。 これが、クレームの解決を大幅に早める材料になります。

スタッフへの共有とフォローを忘れない

クレームが発生したとき、最も心理的なダメージを受けるのは担当スタッフです。

クレームを受けた後のスタッフへのフォローがないと、自信をなくして技術が萎縮したり、ひどい場合は離職につながることもあります。

スタッフへのフォローとして大切なこと

  • クレームを「個人の失敗」ではなく「サロン全体の課題」として扱う
  • 原因と対策を責める形ではなく、一緒に考える形で共有する
  • オーナーが「守る姿勢」を見せることで、スタッフの安心感につながる

また、クレームの内容と対応結果はスタッフ全員で共有します。 「このケースでこう対応した」という事例が積み重なることで、チーム全体の対応力が上がります。

1件の労務トラブルやクレーム対応でスタッフが傷つき、離職する。 そのリスクを防ぐ意味でも、クレーム対応はスタッフ教育・労務管理と一体で考える必要があります。

クレームはサロンを強くする情報源

クレームを「厄介なもの」として捉えると、対応が後手後手になります。

視点を変えると、クレームは「お客様がサロンに期待しているからこそ伝えてくれた声」です。

サイレントクレーマー(黙って来なくなるお客様)に比べて、クレームを言ってくれるお客様は、まだサロンに改善の機会を与えてくれているとも言えます。

実際、クレームに誠実に対応したことで、お客様との信頼関係が逆に深まったというケースは少なくありません。

「問題が起きたときに、ちゃんと対応してもらえた」という体験は、お客様の記憶に強く残ります。

クレームゼロを目指すのではなく、クレームが来ても誠実に動ける体制を整えることがサロン経営の本質です。

就業規則やスタッフ評価の仕組みが整ったサロンは、クレームへの対応も安定します。 なぜならスタッフが安心して働けていれば、接客の質が上がり、クレーム自体が減っていくからです。

クレームは、サロンの構造を見直す入り口です。 一つひとつ丁寧に対応しながら、仕組みを積み上げていきましょう。

まとめ

項目ポイント
クレームの種類技術・接客・料金予約・物品損傷の4種類
対応の基本フロー聞く→別室へ→謝罪→解決策提案→記録
謝罪のポイント「ご不快をおかけした」ことへの謝罪。ミスの認否は別で判断
物品損傷・ケガその場での口約束はしない。保険対応を前提に動く
悪質クレーマースタッフを守る。要求に応じない。記録を残す。必要なら法的対応
再発防止マニュアル化・カウンセリング記録・スタッフへの共有
クレームの本質個人の謝罪力に頼るのではなく、サロン全体の仕組みで動く

美容室のクレーム対応力は、オーナー一人の力ではなく、サロン全体の仕組みが支えるものです。

マニュアルがある、記録が残る、スタッフが安心して働ける環境がある。 この3つが揃ったとき、サロンはクレームに強くなります。

今日からできることは一つでも構いません。 まずはクレーム対応フローを書き出して、スタッフと共有するところから始めてみてください。

ぜひ参考にしてください!

よくある質問

Q. クレームを受けたとき、まずスタッフが謝罪してもいいですか?

A. はい、最初の謝罪はスタッフが行っても問題ありません。ただし、それ以上の対応(解決策の提示・返金の判断など)はスタッフ一人に任せず、責任者へ引き継ぎます。スタッフに「まず謝罪して、すぐ自分(責任者)を呼ぶ」というルールを共有しておくと動きやすくなります。

Q. 仕上がりへのクレームで、再施術を断られたらどう対応すればいいですか?

A. お客様が再施術を希望しない場合は、他の方法を提案します。次回施術の割引、一部返金などが選択肢になります。どこまで対応するかはケースバイケースですが、まずお客様が何を求めているかを確認することが先決です。その場で判断が難しい場合は「確認の上、改めてご連絡します」と伝えて保留にします。

Q. カラーのアレルギーでクレームが来た場合、どう対応しますか?

A. まず応急処置を行い、症状によっては医療機関への受診を案内します。パッチテスト(アレルギー検査)を事前に実施していたかどうかで、責任の所在が変わります。受診費用の扱いについては、保険会社への確認後に対応内容を決め、お客様へ連絡します。その場での金銭的な約束は避けましょう。

Q. SNSに悪口を書かれてしまった場合、どう対応すればいいですか?

A. 基本的には「返信しない・削除要求しない」が原則です。公開の場での反論は炎上リスクがあります。ただし、明らかに虚偽の内容で名誉毀損にあたると判断される場合は、弁護士への相談を検討してください。口コミサイトの場合は、「誠実に対応している」姿勢が伝わるよう、事実に基づいた丁寧な返信を検討することもあります。

Q. クレーム対応マニュアルはどう作ればいいですか?

A. まずは「クレームが来たとき、誰がどう動くか」という基本フローを1枚にまとめることから始めましょう。完璧なマニュアルを最初から作ろうとする必要はありません。実際に起きたクレームを記録に残し、対応内容と結果をスタッフで振り返りながら少しずつ更新していく形が最も実践的です。記録シートのフォーマットも一緒に作っておくと、情報の蓄積がスムーズになります。

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